『京の鬼と伝統芸能 其の二』
と題しての自主公演《第2弾》は、
12月7日(日)に無事開催終了いたしました!

2025年12月に開催の自主公演第2弾『京の鬼と伝統芸能 其のニ』は、京都国立博物館 平成知新館 講堂の舞台で、ゲストに“京都鬼剣舞”のみなさんをお招きし、ゑんま堂狂言とのコラボでお届けいたしました。
公演当日は、第1弾公演と同じく佛教大学教授であり、世界鬼学会会長の八木透氏のご挨拶で始まりました。

まずは“京都鬼剣舞”による、味わいのある演舞をたっぷりとご覧いただきました。

岩手県北上地方に伝わる鬼剣舞の、その踊りと人々に魅せられた伊東睦子氏が、京都から岩手へ通い続けて10年目に、岩崎鬼剣舞庭元より「印可之証」を受け渡され、発足した踊り組が“京都鬼剣舞”です。
詳しくは岩崎伝京都鬼剣舞ホームページをご覧ください。
『通り』で登場し、『一番庭』『一人加護』と、次々に魅力ある踊りを披露されます。お囃子の笛の音が沁み入ります。




『カッカタ』では、ユーモラスな面で踊り手が登場!
最後は『八人加護』で締め括られました。


京都で根付くこととなった北上地方の民俗芸能を、ずっと守り伝えて欲しいと思います。
ありがとうございました。
続いては、『京都伝統芸能の 鬼 面を語る』というテーマで、前回に引き続き世界鬼学会会長 八木透氏をコーディネーターとして、国立民族学博物館名誉教授 笹原亮二氏、能面師 小松谷宏春氏、そして京都鬼剣舞庭元 伊東睦子氏をお招きし、ゑんま堂狂言顧問の戸田義雄とともにパネルディスカッションを行いました。

パネリストのみなさんが、面についての想いや関わり方などを丁寧にお話してくださり、面に対するみなさんの想いが伝わって来ました。
楽しい時間をありがとうございました。

休憩をはさみ、ゑんま堂狂言の出番です!まずは『鬼の念佛』から。

おなじみの演目ですが、劇中にゑんま堂狂言ならではの鬼が登場します!


罪人の唄う大津絵節に合わせて鬼が踊る楽しいシーンです。
続いての演目は『紅葉狩り』
こちらは、シリアスな鬼が登場します。

山へ鬼神退治に出かけたお殿様と家来の太郎冠者は、紅葉の下で酒宴の席を設けます。そこへ偶然現れた不思議な女人の唄声に酔いしれて、つい寝入ってしまいます。

実は、その女人こそが鬼神でした!
刀を奪われた維茂は、神勅から名剣を授かります。
ラストはいよいよ鬼の登場!


鬼神退治のシーンです!
迫力の立ち回り!!

みごと鬼神を討ち取り、めでたしめでたし!!
最後は舞台に勢揃いしてお客様へご挨拶。

全2回に渡り、『京の鬼と伝統芸能』という同じテーマながら、趣きを少し変えて取り組んだ自主公演となりました。
岩手の民俗芸能である“鬼剣舞”を京都で継承されている、“京都鬼剣舞”の演舞、また、各方面でご活躍されている先生方の『面』についてのお話、最後には、ゑんま堂狂言のそれぞれ違うタイプの『鬼』が登場する2演目を上演いたしました。
長い時間の公演となりましたが、皆様にはお楽しみいただけましたでしょうか。
鬼という、不思議な魅力のある存在について、色々と知っていただけたことと思います。
最後に、この公演にお申込みくださったお客様方、そして八木先生をはじめ、“京都鬼剣舞”のみなさん、ご参加くださった先生方、公演に関わりご協力してくださった皆様方へ、ゑんま堂狂言保存会一同、御礼申し上げます。
またこれからも楽しい公演を企画したいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。





